ウルル(エアーズロック)は、2019年10月26日から登山禁止に

オーストラリア大陸で2番目(世界でも2番目)に大きな一枚岩で、オーストラリアのほぼ中心で世界の中心という意味合いからも「地球のへそ」と呼ばれる、世界遺産のウルル(発見されたイギリス人探検家による名称では、エアーズロックが有名)の観光客向け登山が、2019年10月26日から禁止になります。

ウルル(エアーズロック)

ウルル(エアーズロック)

もともとウルル(エアーズロック)は、オーストラリアの先住民アボリジーニ(アボリジーニの周辺民族:アナング)にとって、先住民の文化や精神が息づく聖なる地としてあがめられてきており、これまでも観光客による登山禁止が呼びかけられてきましたが、正式に2017年11月に2019年からの観光客による登山禁止が発表されました。

1日の中でも夕陽や朝陽を浴びて刻々と岩の色が変化していく様子を鑑賞するウルル(エアーズロック)観光は、日本にはないオーストラリアらしい絶景を味わえる観光スポットとしてもピカイチ、また世界でも有数のパワースポットです。
もちろん、登山禁止後も周辺からの観光はOKですが、せっかくの機会ですので禁止になるまでにウルル登山へチャレンジしてみてはいかがですか?

【登山のご案内】
ワールドウォーカーツアーでは、エアーズロック1泊の場合、到着後の2日目の朝からご案内となります。
ウルルの山頂までの往復には2-3時間かかります。前半の3分の1の行程は最大斜度46度で、登山路には杭を打って鎖が張られていますので注意が必要です。歩きやすい靴や、軽登山の服装をご用意ください。
気象条件(気温や強風、雨、雷、雲天など)やアボリジニ(アナング族)の宗教的あるいは文化的な行事が行われている場合は、入山が規制され登山禁止となります。
また、宗教的な理由から写真撮影が禁止されている場所がありますので、当日のツアーのガイドに指示に従ってください。

【エアーズロック1泊2日の場合の行程】
<1日目>
エアーズロック空港からホテルまでご案内後に、「カタジュタ散策とウルルサンセットツアー」へご案内します。

~カタジュタ散策とウルルサンセットツアー~
エアーズロックのリゾートを出発して、日本語ガイドともにウルル・カタジュタ国立公園へ向かいます。途中のカタジュタを眺望できる展望台で、写真撮影のために立ち寄ります。36個の岩の寄せ集まりのカタジュタ(オルガス)では、日本語ガイドの案内で、ウォルバ渓谷散策路(往復約1時間)のウォークに出かけます。ウォークの途中には、ガイドがこの半乾燥地帯に生息する珍しい動植物などをご説明します。
バスに戻り、麦茶と冷たいおしぼりで一息ついた後、ウルル(エアーズロック)サンセット会場に移動です。
ウルルサンセット会場では、オーストラリア産スパークリングワインとおつまみをお楽しみいただきながら、太陽が沈むとともにウルルの色が刻々と変化する様子をご覧ください。会場では写真撮影も可能です。

オルガ岩群

オルガ岩群

<2日目>
早朝(日の出の約90分前)の出発になりますが、ツアー出発前にご自身でホテルをチェックアウトいただきます。

~ウルルサンライズ登山・ふもと巡りツアー~
ホテルを出発し、ウルルの東側にあるサンライズ会場へ向かいます。コーヒー、紅茶のご用意がございます。
朝食をお取りいただく時間もございます。(前日スーパーマーケットでお買いいただくか、または追加代金でご用意可能な朝食ボックスをご利用ください。)
日の出鑑賞後、登山をご希望の方は登山、登山をされない方はふもと巡りツアーへご案内します。

●登山されるお客様:
ガイドより登山に関する詳細と注意事項のご案内後、各自で登山いただきます。(所要:2~3時間)
※入山規制、登山禁止の場合は中止となります。ガイドは、登山には同行いたしません。
●登山されない方、または登山中止の場合:
ふもと巡りツアーへご案内します。
マラウォーク(約1時間)⇒ウルル・カタジュタカルチャーセンターにて様々な工芸品等を見学(ガイドは同行しません 約30分)
⇒ムティジュルの泉まで歩く「クニヤ(ムティジュル)ウォーク」にご案内(約45分)

登山、ふもと巡りそれぞれ終了後に合流、麦茶とおしぼりのサービス後、ホテルで解散
1泊2日の場合は、その後エアーズロック空港へご案内します。

もう1泊ウルルに滞在、延泊アレンジも可能です。

【ワールドウォーカーのウルル(エアーズロック)ツアー】
ワールドウォーカーのウルル(エアーズロック)ツアーは、3パターンでご用意!
シドニー+ウルル 2都市ツアー
ケアンズ+ウルル 2都市ツアー
ケアンズ+ウルル+シドニー 3都市ツアー